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*お座敷の泉〜脳内楽屋ネタ〜* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * あすかさんのソロ活動が始まりそうだった2005年11月。 ゆうまさんが、ウチの絵板に描いてくださった一枚のイラストがきっかけで、 お互いどんどん肉付けしていって… 最終的に、ちょっとした小話になった、合わせネタです。 以下、当時よりももうちょっとだけ、絵本ちっく(?)に文章アレンジしてみました(笑) (事後報告でゴメンナサイ…)(土下座私信) あ。 もちろん、コレは、えちゃとえすかとえちかの身に起こったことなので、 間違っても、実在する人物に起こったできごとではありません。 そちらの点は…どうぞご安心くださいませ(涙目) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ある日、えすかさんとえちかさんは、 いつものようにうきうきしながらアレンジ作業をしていました。 「はい、えすかさん、こんな感じでどうでしょうか?」 えちかさんは、たった今フレーズを書き直した譜面をえすかさんに見せると、 なんだかちょっとうれしそうに、キーボードを奏ではじめました。 えすかさんは、えちかさんの指先から生まれるメロディを聴きながら。 手渡された譜面を見ていると、なんだかすごくうれしくなってくるのでした。 そして。 「えちかちゃん、ぐっじょ〜〜〜〜〜ぶ!!!!」 言うが早いか、 えすかさんは、とてもとても素晴らしくアレンジされた楽曲に感動した勢いで、 えちかさんに思わずタックルしてしまいました! しかし。 えちかさんは1曲終わってホッとしている所だったので、 えすかさんが猛突進してきたことにまったく気付いていません。 「ぅわあっ!!!!!」 びっしゃああぁぁぁあん!!! えすかさんのタックルのままに。 えちかさんは、なぜか後ろに置いてあったお座敷釣り堀に、 背中から落ちてしまったのでした。
「…え…えちかちゃん…」(汗) えすかさんは、今日スタジオに えちかさんがお座敷釣り堀を持ってきたことをやっと思い出しました。 どちらかといえば珍しいもの好きなえちかさんは、 スタジオや楽屋に不思議なものを持ってきては、仲間とわいわいお話するのが大好きなのです。 このお座敷釣り堀も、そんなえちかさんの遊び心で持参したものなのですが… 今日ばっかりは、とっても大変なことになってしまったようです。 「え…えちかちゃあぁぁん??」 えすかさんは、水面に乗り出して底を見ようとしますが、 どうやらすごく深いようで、水底が見えません。 「がんばれ、着衣水泳だ!えちかちゃんならできる!」 なんだかフォローにならないフォローをしながら。 えすかさんは、ただただお座敷釣り堀を眺めているばかりです。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * それから数分間、なにをするでもなく、 ただ呆然とお座敷釣り堀を眺めていたえすかさんの前で、 お座敷釣り堀の水面がぶくぶくと揺れ始めました。 「!!!?」 えすかさんがその光景に目を丸くしていると、 暫くして、眩しい光とともに目の前に何かが現れました。 『そなたが落としたのは、金のちかか?こげちかか??』
なんと、中から現れたのは お座敷釣り堀に住んでいる、お座敷釣り堀の精でした。 あまりのことに戸惑ったえすかさんでしたが、 目の前にいる「お座敷釣り堀の精」が持っているものを見て、 もっと驚いてしまいました。 「え、えちかちゃん!!!?」 さすがにえすかさんも自分の目を疑いましたが、 どう見ても、精霊が抱えているのは、髪が金色とこげ茶色の、 ふたりのえちかさんでした。 なんともふしぎなことなのですが、「お座敷釣り堀の精」は、 えちかさんをふたり抱えているのです。 「えちかちゃんっ!!」 いや、正確には、「首根っこをつかんでいる」と言ったほうがいいのかもしれません。 精霊に持ち上げられているふたりのえちかさん(?)は、なんだかすごくぐったりしてるらしく、 えすかさんの呼びかけにも答えてくれません。 しかも、どうやら溺れかかってしまったのか、 ふたりのえちかさんはほどよくしっとりしていて、 放っておくと風邪を引いてしまいそうです。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 『そなたが落としたのは、金のちかか?こげちかか??』 お座敷釣り堀の精は、また同じ質問をしました。 どうやら、この質問に答えないと、精霊はえちかさんを帰してくれないようです。 「う〜〜〜〜〜ん……」 なんだかよくわからないのですが、 とにかく目の前にいるえちかさんを助けないと大変なことになりそうだと感じたえすかさんは、 無我夢中で言いました。 「とりあえず両方回収ってことで!!!!」 えすかさんは、必死の形相でお座敷釣り堀の精を見つめました。 『おまえは……』 固く閉じられていた精霊の口が、わずかに開きました。 「!!!?」 精霊の口調が急に変わったので、 自分が間違った答えを言ってしまったのだと思ったえすかさんは、 思わず両手で自分の頭を守るような体勢をとってしまいました。 『おまえは…ものすごく正直な人間だなぁ!!!』 精霊は豪快に笑い出すと、両手を広げました。 『…どうだ!?』
『観客の笑いも涙も感動も思いのまま!!! 金(ゴールド系)、銀(アッシュ系)、銅(ブラウン系)の三人のえちか… 略してちかさんをほうびにやろう!!!』 精霊が両手を広げた反動で、えちかさんはお座敷釣り堀から、 えすかさんの方向へ、頭から投げ飛ばされてしまいました。 「痛てッ…」 「うわっ…」 「……っと!」 えすかさんの近くで、3通りの悲鳴が聞こえました。 どうにも信じがたいことですが、お座敷釣り堀に落ちた影響で、 えちかさんは3人になってしまったようです。 「…え?おとぎ話のきこりの泉って、きれいなジャイア…おっと…そっかそっか! おまえ、きこりの泉じゃなくてお座敷釣り堀の精だもんな! いや〜3倍返し!!…得しちゃったなぁ!ありがとな!!!!」 なんだか状況が読めないえすかさんでしたが、 少なくとも自分にとって良い結果が現れたことは確実だったので。 素直に精霊にお礼を言うことにしました。 そして、えすかさんがお礼を言うと、お座敷釣り堀の精は姿を消し、 目の前には金髪のえちかさんと、アッシュ系の髪のえちかさんと、 ブラウン系の髪のえちかさんが残されたのでした。 「…じゃ、えちかちゃん!セッションの続きしよっかvvv」 えすかさんは、何事もなかったかのように満面の笑みで言いました。 だけど… 「もしかしてこのえちかちゃん3人を釣り堀に落とすと… 今度は9人になったりするのかな?」 なんて、えすかさんが考えちゃったコトは、 誰にも言えない、ナイショのお話なのです。 *fin.* * * * 元々…ほんとに元々の話をします。 two-fiveに同行した友達と、せんせいの髪の色の変遷をいろいろ話してたときに、 こげ茶っぽい髪のときのせんせいを「こげちか」って表現しちゃったんですよ(スミマセン) で、その「こげちか」という表記を、2005年11月頃の絵板で書いたりしてたら、 それを読んでくださったゆうまさんが、ゆうまさんご自身も温められていたネタとともに、 髪の色ネタを、「お座敷釣り堀の精」という形で投下してくださったんです(嬉) もうほんと、このネタを頂戴した当時からものすごいツボわしづかみだったんですが、 私の管理しているどのサイトに置いていいのかめちゃめちゃ迷ったりしちゃって…(笑) 結局、引っ張りに引っ張りまくって、2年近くひとりじめしてしまいました…(汗) 個人的に、泉の精がえちかを持っているときの、 あのえちかのしっとり具合と微妙な表情がたまらなくツボです(照) というわけで(笑) 本当に楽しかった合わせネタでした! ゆうまさん、本当にありがとうございました(≧▽≦) あ!!! このページにアップされているイラストやネタは、 95%以上ゆうまさんのご厚意で構成されています。 ですので…なにが毒吹き矢を発射したい場合は、 ちかそうこ内にある、「くれたをお座敷釣り堀に落とす会」までお願いいたします。 くれぐれも…ゆうまさんちに嘆願書持って行かないようお願いいたします…(懇願) 2005年11月にゆうまさんから頂戴したネタ爆弾+くれた作のらくがきを 2007年9月、わずかに増強(笑) |